先日石原都知事をはじめ各界の来賓を招いて世界自然遺産登録の式典と祝賀会が催されました。
母島観光協会は自然の保全に尽力し、世界遺産登録に多大な貢献をしたという事で東京都環境賞を都知事より頂きました。
また式典で、都知事は世界遺産になったという事は観光地になったのとは違う、自然を守り後世に残す努力をすることだと言う話をされました。
まさにその通りだと思います。
世界遺産登録の後、観光客が増えていますが、ほとんどツアー客で父島止まり、母島は日帰りコースになっています。父島の宿は何時も満室ですが母島は全く変わりなく穏やかです。
でも観客増という現象は一時的なもので、いずれメディアに取り上げられなくなった時点で落ちこむ事は確実です。その点以前と変わらず自然との共生がしっかりと保たれている母島は、反動が少ないと思っています。
これからも、より自然が豊かで、保全に積極的な母島を,私たちは、世界遺産をきっかけに、さらに気持ちを引き締め、いつまでも訪れる人たちに癒しと安らぎをあたえることのできる島母島でいられるよう守っていくつもりです。